治療事例紹介

鏡視下腱板修復術

  • 鏡視下腱板修復術とは、断裂した腱板を上腕骨頭にくっつける手術です。

    内視鏡で観察しながら、糸付きビス(アンカー)を骨頭に挿入し、糸を腱板に装着します。装着が終わるとスライディングノットという縫い方で縫合すると、腱板を上腕骨頭に圧着でき、縫着が可能です。

    断裂形態で、使用するアンカーの数は変わります。大きな断裂ほど糸が必要となり、アンカー数は増えます。

    より分かりやすくご理解いただくために、骨のモデルを使った手術シーンの説明・動画を掲載します。

  • 修復前後の状態

手術の手順

  • 腱板断裂がおこると上腕骨頭から腱が浮いているのが内視鏡で観察される。

  • アンカー(糸付きビス)を挿入

  • アンカーを2個挿入した状態

  • 腱板にループ糸を装着し、ループにアンカーの糸をいれる

  • スーチャーグラスパー(糸をつかまえる器具)を腱板につきさし、ループ糸をとり、引っ張ることで腱板にアンカー糸を装着

  • スライディングノットという縫い方で腱板に装着した糸を縫合し、腱板を骨に縫着(骨にくっつける)

  • アンカー糸を縫合し、腱板が骨に固定される

動画紹介

 

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