治療事例紹介

鏡視下関節包全周性解離術

鏡視下関節包全周性解離術とは、関節が伸びなくなる「拘縮」の状態が、保存的加療(運動療法など)で改善されず、可動域制限が日常生活に支障をきたす方に対しておこなわれる手術です。
重度の拘縮の方で、特に外傷や糖尿病合併の方におこなわれます。

図1は関節窩と、関節窩に付着する靭帯、関節唇の解剖イラストです。
図2に示すように、手術では関節鏡視下で関節唇の縁の関節包を切離していきます。

  • 図1:肩関節部の解剖イラスト

  • 図2:赤矢印=切離部分

前方や下方などの関節包を切り離すと可動域は改善していきます。しかし、術後のリハビリが必要であるのは言うまでもありません。
当院では、保存療法から手術、術後のリハビリまで一貫しておこなっています。

 

部位から探す
高度専門医療
リハビリテーション
キーワードで探す
  • ※半角スペースで区切ることで複数キーワードでの検索が可能です。
    例)鏡視下腱板修復術、鏡視下バンカート修復術等