治療事例紹介

股(足の付根)の痛み

立ち上がるとき、歩くとき、階段の上り下りや、脚の付け根を捻ってその部分が痛む場合、股関節の疾患を患っている可能性があります。

子供さんの場合は、もともとの股関節脱臼などの基礎疾患がなければ単純性股関節炎やペルテス病、大腿骨頭すべり症などを考慮します。
高熱を伴う場合は化膿性股関節炎も考慮にいれます。

体が大きくなってスポーツなどを始めると、大腿臼蓋インピンジメント症候群(FAI)や股関節唇損傷などが増加してきます。
またもともと臼蓋(股関節の骨盤側の骨)が小さい臼蓋形成不全も徐々に痛みや不安定感などの症状が出現します。

中高年以降では、関節軟骨のすり減りや骨の変形をともなう変形性股関節症が多くなってきます。
その他、大腿骨頭壊死、大腿骨頭脆弱性骨折、滑膜性骨軟骨腫症などさまざまな股関節疾患がありますのでこれらを的確に診断する必要があります。

診断ができれば、その疾患に対して有効な様々な治療をおこなってまいります。
手術が必要な場合もありますが、お薬やリハビリテーションなどの運動療法で症状の改善をはかることが可能な場合もあります。

患者さまお一人おひとりの状態にあわせて、相談しながら治療方針を決定しています。

 

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